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小児科

小児科専門医がお子様の病状に合わせて診察します。

一般診察の案内

一般診察では、主に以下のような症状に対して診察を行っています。

  • 急な発熱やのどの痛み、せき、鼻水などの症状
  • 腹痛、嘔吐、下痢などの胃腸症状
  • 長びくせきや喘息症状(ゼーゼーする呼吸、息苦しい、呼吸がおかしい)
  • 発疹、湿疹、皮膚のかゆみ、かさつき、蕁麻疹、アレルギー症状
  • 慢性的な便秘や下痢の相談、おむつかぶれ
  • 病状から必要に応じて血液検査(アレルギー検査や炎症反応のチェックなど)や尿検査、レントゲン検査も行います。

こどもでは症状がはっきりしなくても、「なにかぐったりして元気がない」「ミルクの飲みが悪い」といった場合もよくあります。また「初めての赤ちゃんでちょっとした悩みや心配があるけれど、こんなことで受診してもいいのか」といったような場合でもどうぞお気軽にご相談下さい。病気を診るだけでなく、お子様の健康のこと、子育てのことなどにも積極的にかかわらせていただこうと考えています。

※「頭部打撲」や「ケガ」、「やけど」などは基本的に当科では診療できません。
※当科で対応可能な症状かどうかご不明な場合はお電話でご確認いただくとスムーズです。

予防接種・乳児健診の案内当科では、一般診察以外に、予防接種・乳児健診にも力を入れています。

乳児健診では主に9ヶ月~11ヶ月(後期健診)を対象として発達や発育を問診と診察によってチェックします。単に正常か異常かのチェックだけではなく、お母さんの不安や心配の相談も健診の大きな役割と考えています。

受診するほどでもないが日頃気になっていることなどがありましたら、この機会にご相談下さい。ご希望の場合は後期健診以外の全ての月齢についても対応可能ですが、健診費用は公費予診票がない場合は自己負担となりますのでご了承下さい。

予防接種の価格一覧

小児科診察時間

詳しい診療時間につきましては、こちらをご参照ください。

インターネット予約について

インターネット(携帯・スマートフォン・パソコン)で、診察・予防接種予約を24時間、受付けております。

ご予約はこちら(LINEお友達登録必須)

医師の学会出張などに伴い休診や診療時間の変更になる場合がありますので、急な受診の際には、お電話にて、ご確認をお願いします。
お問い合わせ電話番号:0570-06-1100(病院代表番号)

予約に関する注意点

  • 診察は、インターネット・小児科窓口電話での予約の方を優先させていただきます。ただし、診察の都合により、順番が前後することもございますので、予めご了承ください。
  • 予約キャンセルの場合は必ず、ご連絡ください。
  • インターネットでの予約がすべて、いっぱいの場合は、従来通り、診察時間内にご来院ください。(診察のみ)
  • 新規患者様(当院でのカルテのない方)は、総合受付にて、カルテを作成しますので、15分前にご来院ください。
  • 四種混合・ヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチン・不活化ポリオ・ロタテック(5価ワクチン/3回接種)は、同時接種を行っています。
  • 生ワクチン(MR・おたふく・水痘など)を接種後は、4週間あけて、次の予防接種を予約してください。
  • 不活化ワクチンを接種後は、1週間あけて、次の予防接種を予約してください。
  • インターネットでの予防接種予約後は、年齢確認の為、事前にお電話での確認をさせていただくことがありますので、予めご了承ください。

外来受診にお越しの際は

  1. 新規の患者様は総合受付にて、カルテを作り、受付をしてください。
  2. 総合受付再来機にて、受付し受診表を受取り、2階小児科受付にお越しください。
  3. 保険証・こども医療証は必ず、月に一度は総合受付にご提示ください。

予防接種について

予防接種の目的

こどもは大人にくらべて抵抗力が弱く、いろんな感染症に対して無防備な状態です。ですから、幼稚園や保育園、学校などでの集団生活が始まるまでの間に予防接種を受けて、感染症に対する免疫(抵抗力)をつけて予防できる感染症を予防しておくことが重要です。

予防接種の実際

予防接種は、ワクチンと呼ばれる薬液を注射する(一部のワクチンは飲む)ことで行われます。ワクチンには、弱毒化されたウイルスそのものが含まれるタイプ(生ワクチン)と細菌やウイルスの成分の一部のみを取り出して含んでいるタイプ(不活化ワクチン)の2種類があります。

生ワクチン

BCG、麻しん風しん、みずぼうそう、おたふくかぜ、ロタなど

不活化ワクチン

四種混合、二種混合、インフルエンザ、ヒブ、日本脳炎、肺炎球菌、ポリオなど

定期接種とは「国民は接種を受けるよう努めなければならない」と国が指定した予防接種です。任意接種とは現在のところまだ定期接種には指定されておらず希望者のみが受ける予防接種です。定期接種は国が指定しているため公費負担があるのに対して、任意接種には接種費用がかかります。両者に本質的な違いはなく、現時点で国のバックアップがあるかどうかの違いです。任意接種が特に必要性が少ないとか安全性に劣るというわけではありません。いずれも感染予防のために大事な予防接種であり、できるだけ受けておくほうがよいでしょう。

定期接種

BCG、ポリオ、四種混合、麻しん風しん、二種混合、日本脳炎、ヒブ、肺炎球菌など

任意接種

みずぼうそう、おたふくかぜ、インフルエンザ、ロタなど

予防接種のスケジュールについての注意

  1. 各予防接種によって接種年齢や接種回数がことなりますのでご確認下さい(定期接種の場合は、接種年齢を過ぎると公費負担が受けられなくなりますので要注意)。
  2. 予防接種後は通常一定の間隔を開けなければ次の予防接種を受けられません。

予防接種を無理なく受けるためには、これらのルールを考慮に入れて、あらかじめ接種時期の計画を立てておくことが大事です。スケジュールの詳細について分からないことがありましたらご相談下さい。

風邪を繰り返して計画通りに予防接種が受けられずに接種時期を過ぎてしまったなどの場合もご相談下さい。

当科で受けることのできる予防接

  • 種四種混合ワクチン
  • 二種混合ワクチン
  • 麻しん風しんワクチン
  • みずぼうそうワクチン
  • ロタテック(5価) 電話予約のみ
  • おたふくかぜワクチン
  • ヒブワクチン
  • インフルエンザワクチン
  • 小児肺炎球菌ワクチン
  • ポリオワクチン
  • 子宮頚がん予防ワクチン(シルガード) 電話予約のみ

※以前に、不活化ポリオワクチンを接種済みの方は、そのまま継続して、接種して下さい。

予防接種が受けられない場合

明らかな発熱がある場合や体調を崩している場合、その他医師が不適当と判断した場合には予防接種は受けられません。また、以前に予防接種によって強いアレルギー反応が出たことのある場合や卵などに強いアレルギーがある場合にも接種できない場合があります。詳細については当科でご確認下さい。

予防接種を受けた後の注意

予防接種を受けた後30分間は副反応が出やすい時間帯ですので病院内で待機する様にして下さい。接種当日の入浴は問題ありませんが、注射した部位をこすることは避けて下さい。また、接種当日は激しい運動は避ける必要がありますが、それ以外はいつも通りの生活で構いません。

※予防接種はすべて予約制です。あらかじめインターネット・電話等での予約をお願いします。

子宮頚がん予防ワクチン(シルガード)について

対象:大阪市在住の公費対象のお子様 (小学6年生から中学3年生まで)

*中学3年生までに2回目または3回目接種終了する方のみ。
*高校生以上の方は当院では接種しておりません。

大阪市から発送されている「子宮頚がん予防ワクチン接種のお知らせ」をご覧になり、接種希望の方はお電話にて予約を受け付けております。

当院では、2023年4月から公費対象になった子宮頚がん予防ワクチンは9価ワクチン(シルガード9)を接種しています。

大阪市からの「子宮頚がん予防ワクチン接種のお知らせ」に9価ワクチン(シルガード9)の説明用紙、予診票がない方は、大阪市ホームページに掲載されているリーフレットをご覧になり、予診票をダウンロードしてご記入をお願いいたします。

予約前に当院小児科にお越しになり、リーフレットと予診票をお渡しもしております。

大阪市からの「子宮頚がん予防ワクチン接種のお知らせ」

医師紹介

稲田 菜穂子 Nahoko Inada

資格・所属学会など

日本小児科学会専門医

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